所有している不動産物件を売却しようと思ったら、境界線がはっきりしていない事実が発覚して困っている方も多いでしょう。
相続した土地やしばらく放置していた場合、境界線があいまいになるケースは多いため、売却時には適切な対応を取る必要があります。
本記事では筆界未確定の土地売却とは何か、売却できるかどうか、具体的な売却方法をお伝えします。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買土地一覧へ進む
筆界未確定の土地の売却とは
土地の境界線とは、所有している土地と隣の土地を分ける具体的なラインを指しており、「筆界」と「所有権界」の2種類に分けられます。
まず「筆界」とは、不動産登記されている境界線を意味しており、法律上で決められているものです。
一方「所有権界」とは、隣の土地の所有者と話し合いで決める境界線を意味しており、私法上で決まっているものです。
本来であれば所有権界で決めた境界線に沿って売却などを進めるべきですが、相続や長期間放置によって双方の認識があやふやになるとトラブルの原因につながります。
のちのち揉めないためにも、明確な基準で境界線を決めたのであれば、双方がいつでも確認できるような形で残しておく必要があります。
▼この記事も読まれています
不動産売却を気付かれずにおこなうには？契約の種類や活動内容をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買土地一覧へ進む
筆界未確定の土地は売却できるのか
結論として筆界未確定の土地の売却そのものは可能です。
相続で手に入れた土地や、長期間放置されていたものを誰かの代わりに売却手続きをするのであれば、境界線を明示できないままでも売却に影響はありません。
法的に土地の境界明示義務はないため、「よくわからないから」などの理由で境界線の明示をしない場合、境界性明示義務の項目を設定しなければ契約上の問題は発生しないのです。
ただし買主側の視点に立つと、筆界未確定の土地を購入するのは隣の土地の所有者とトラブルになるリスクを伴うため、積極的に買いたい心理にはならないのが一般的です。
▼この記事も読まれています
不動産売却におけるリースバックとは？メリット・デメリットをご紹介！
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買土地一覧へ進む
筆界未確定の土地の売却方法
筆界未確定の土地は近隣トラブルのリスクがあるため買い手が見つかりにくいものの売却は可能です。
まずは、土地が面する双方の所有者間で決めた境界線を記録する筆界確認書を作成し、地図訂正が必要であれば土地家屋調査士に図面作成を依頼します。
境界線が明確になれば、購入後に隣人と揉めるリスクを最小限に抑えられるため購入希望者（買い手）も見つかりやすくなるでしょう。
しかし必ずしも筆界確認書を作成できるとは限りませんので、どうしても明確な境界線を定められない状況であれば境界非明示の特約の利用を検討してください。
法律的に問題はないものの、通常よりは買い手がつきにくくなるため、長期的に購入希望者が現れないか待たなければなりません。
▼この記事も読まれています
新築の不動産をすぐに売却するときのコツと注意点についてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買土地一覧へ進む
まとめ
筆界未確定の問題は隣の土地を所有する方との問題になるため、状況によっては話し合いがまとまらない可能性があります。
売却するのであれば、まずは隣の土地の所有者と話し合いを試みて、むずかしい場合は境界線の非明示の特約を利用する手段を検討しましょう。
平塚の一戸建て・マンション・土地なら湘南シーズン株式会社がサポートいたします。
地域に根差した豊富な情報を取り扱っておりますので、会員登録とお問い合わせお待ちしております！
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買土地一覧へ進む
湘南シーズン メディア編集部
平塚で不動産を探すなら湘南シーズン株式会社におまかせください！念願のマイホームをお求めのファミリーや新婚者の方にピッタリの売買物件を、品数豊富に取り揃えております！ブログでは不動産売却・購入に関するコンテンツをご提供します。
