土地は住宅ローンを利用して購入するのが一般的ですが、現金一括での購入も可能です。
ただし、購入代金以外にも費用がかかるのは住宅ローンの利用時と変わらず、メリットだけでなくデメリットもあります。
今回は、土地を現金で購入する場合に必要な費用と、メリット・デメリットについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
土地を現金で購入するときに支払う費用
土地を現金で購入する場合、住宅ローンを利用しないためローン関係の費用は発生しませんが、それ以外の費用は同じようにかかります。
たとえば、売買契約書を作成するにも、その取引額に応じて印紙税を支払わなければなりません。
また、不動産の所有者の名義を変更する登記でも、登録免許税が発生します。
さらに、手続きを司法書士などに代行してもらった場合は、その報酬も支払わなければなりません。
固定資産税や都市計画税は、その年の1月1日時点での所有者に対し課税されることから、売主に対して支払う固定資産税等清算金も必要です。
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現金で土地を購入するメリットとは
住宅ローンを利用しなければ、ローンの金利や手数料、そして保証会社へ支払う保証料も必要ありません。
このことは、住宅ローンをあえて利用せずに、土地を現金で購入する大きなメリットです。
住宅ローンの審査には3週間から4週間ほどかかるものですが、現金で購入するのであれば審査を受けなくて済みます。
審査書類を用意する手間も省け、新居を手にするまでの時間が短縮できることもメリットのひとつでしょう。
また、住宅ローンの借り入れがなければそれに対しての抵当権が設定されることも当然なく、その登記もおこなわれません。
しかし、いずれにせよ所有権移転登記の際の登録免許税は、用意しておく必要があります。
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現金で土地を購入するデメリットとは
土地は高額な買い物であり、住宅ローンを利用せずに現金で購入しようとすると、手持ちの現金が一気に減ってしまうというデメリットがあります。
その後の人生において多額のお金が必要になったとき、金銭的に苦労することになるかもしれません。
さらに、住宅ローンを利用すれば10年間は税金の控除を受けられますが、現金で購入してしまうと一部の場合を除き控除を受けることは不可能です。
10年間にわたる所得税の控除も決して安い金額ではなく、それを受けられないのは現金で土地を購入するデメリットといえるでしょう。
多額のお金が動かされたことで、税務署による調査を受けることもあります。
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まとめ
土地を現金で購入するときに必要な費用は、印紙税や所有権移転登記の登録免許税に固定資産税等清算金などです。
住宅ローンの審査を受けたり金利や手数料を支払ったりする必要がないのは、現金で購入するメリットといえます。
しかし、多額の現金を一度に失い、住宅ローン控除も受けられなくなってしまうのはデメリットです。
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