マイホームは建てたら終わりではなく、定期的に住宅のメンテナンスが必要です。
マイホームで長く暮らすためにも修繕の必要性を理解し、計画的に準備をおこないましょう。
そこで今回はマイホームを購入された方や購入をご検討中の方に向けて、住宅のメンテナンスについてご紹介いたします。
マイホームを建てたら定期的に住宅メンテナンスの必要性がある
マイホームは雨風や経年劣化などにより年々老朽化し、耐用性も下がっていきます。
そのため定期的に住宅のメンテナンスをおこない、耐用性を上げる必要があるのです。
マンションなどで暮らす場合は毎月修繕積立金が徴収され、築年数に合わせた修繕がおこなわれますが、一軒家の場合は自分でスケジュールや費用の管理をおこなわなければなりません。
災害など予期せぬ修繕費以外にも、定期的に住宅の修繕をおこなう必要性があることを理解し、マイホームを建てるときから将来どの時期でどのような修繕が必要なのかを考えておきましょう。
マイホームを建てるならどの時期にどのような住宅メンテナンスが必要なのか理解しておこう
ではマイホームの耐用性を上げるためには、いつどのような修繕をおこなえば良いのでしょうか?
築5年の時期におこないたいメンテナンス
●防蟻処理
木造建築は湿気でシロアリが繁殖しやすく、建材の腐敗の原因にもなるため、築5年から10年を目安に定期的に防蟻処理をおこない、マイホームをシロアリから守りましょう。
築10年の時期におこないたいメンテナンス
●外壁・屋根の塗装
●シーリングの打ち替え
●内装のクロス張り替え
築10年たつと外壁や屋根は耐用性が下がるので、塗装をおこない再補強することをおすすめします。
内装のクロスも黄ばみや汚れが目立つ頃なので、長く暮らすためにも専門の業者に任せて張り替えをおこなうと安心です。
築20年から30年の時期におこないたいメンテナンス
●外壁・屋根の増し張り・張り替え
●内装のクロス張り替え
●キッチン・トイレ・給排水器具・給湯器の交換
前回と同様に外壁・屋根の修繕に加えて、築20年から30年を目安に水回りの交換も必要になります。
修繕を怠ると給湯器の故障や配管の不具合など、生活に影響が出てしまうこともあるので、故障する前に設備を交換すると良いでしょう。