ミストサウナは、霧状の水滴で浴室を満たし、体を温めてくれるサウナのこと言います。
スパなどには設置されていますが、もし自宅にミストサウナがあれば、手軽に保湿ができ美容効果やリラクゼーション効果を感じることが期待できるでしょう。
そこで今回は、不動産購入を検討している方に向けて、自宅にミストサウナを後付けする方法や費用についてくわしくご紹介します。
不動産購入後でも大丈夫!ミストサウナの後付け方法とは
霧状に水滴を噴射するミストサウナは、浴室暖房乾燥機とセットになっているため、最近のマンションや住宅では新築時に導入されています。
また中古物件など、ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機の設備がない場合でも、不動産購入後にリフォームによって後付けは可能です。
リフォームによって後付けする場合には、給湯配管の配管分岐工事が必要になります。
浴室の蛇口に流れているお湯を分岐させて、ミストの機器に送る方法をとります。
後付けタイプの設置位置は、新築時に既設されているミストサウナよりも低い位置になることが一般的です。
具体的な設置位置は壁の強度や鏡などといった他の設備との兼ね合いによっても変わってくるため、ケースによって異なります。
不動産購入後にミストサウナを後付けするための費用とは
後付けタイプのミストサウナは大きく分けて壁掛けタイプ、天井埋め込みタイプ、簡易とりつけユニットの3つに分けられます。
ミストサウナを設置するための費用は、そのタイプによって異なります。
それぞれ、費用の目安は次のとおりです。
壁掛けタイプ:10万円前後+工事費用
天井埋め込みタイプ:20万円前後+工事費用
簡易とりつけユニット:5万円前後+工事費用
設置にかかる工事費用は、浴室の状況や施工会社によっても大きく異なってくるため、より具体的に計画を立てるときは見積もりを依頼することをおすすめします。
また、後付けユニットのなかにはシャワー水栓に直接取り付けられるタイプもあり、そうしたタイプでは大規模な工事が不要となります。
天井埋め込みタイプは設置費用が掛かってしまいがちですが、浴室が広く使えるようになり、また見た目的にもすっきりするため、浴室そのものを大きくリフォームしたいと考える方にはおすすめの方法です。