自分の家を持てると、一人前になったような気がして嬉しくなりますよね。
しかし、購入にはどのぐらいの資金が必要なのか知っておきたいところです。
そこで、この記事ではマイホームを買うときにかかる資金について解説していきます。
マイホームの購入に必要な資金はいくら?
早速ですが、マイホームの購入時に必要なお金として
●頭金
●諸費用
の2点が挙げられます。
頭金とは、物件の購入時に現金で支払う分です。
多く用意しておくと、住宅ローンを減らせることがメリットです。
頭金を用意する目安は、物件価格の1割から2割が平均なので、少しでも多く確保しておくとその後の支払額を軽減できます。
また、諸費用とは
●申込証拠金
●仲介手数料
●不動産取得税
など、物件の取得に必要な資金のことです。
諸費用の目安はいくらなのでしょうか。
下記をご覧ください。
●新築マンション→価格の3%~5%
●中古マンション、一戸建て(新築・中古)→6%~13%
マイホームの種別ごとに、必要な諸費用に差があるので注意してください。
なお、頭金の資金に余裕がなければ、フルローンを組むことも可能です。
しかし、審査に通りにくいというデメリットがあることを覚えておきましょう。
マイホームを購入する際の無理のない資金計画の考え方
マイホームを購入する際には、頭金と諸費用を用意しておく必要があることを解説いたしました。
住宅に関しては、一生涯にわたって大きなお金を必要とするので、いくらぐらい毎月返済に当てられるのかを事前に計画しておきたいですよね。
そこで参考までに、返済計画を立てる例をご紹介します。
●返済できる金額(月)=(手取り年収―生活費などの年間支出―住宅の年間維持費―教育費などの諸費用)÷12カ月
下記では、手取り500万円の場合に毎月返済できる金額をご紹介します。
条件
●手取り:500万円
●年間支出:250万円
●年間維持費:35万円
●諸費用:70万円
資金計画
●(500万円―250万円―35万円―70万円)÷12カ月=約12万円
本例ですと、ひと月の返済可能額は約12万円となりました。
急な支出もあると思うので、余裕を持つとすれば約10万円は返済できそうですね。
このように、無理せずに返済できる資金計画を立てましょう。