家を買い替えるときには、やっぱり少しでも今の家を高く売却してより条件のいい物件を購入したいですよね。
そこで、不動産買い替えにいいタイミングや時期、売却と購入のどちらから始めるか順序についてご紹介します。
満足できる家に引っ越ししたい方は、ぜひ参考にしてください!
不動産買い替えのタイミングに適した時期は?
まず、不動産売買が活発化するときが一年に二度あります。
それが、2~3月の春先と9~11月の秋です。
2~3月は新年度の入学や就職、異動に先立った引っ越しが多くなり、10月にも多くの会社で異動辞令が出されるため、不動産購入を検討する方が多くなります。
それに伴って物件の動きが活発になるのです。
もちろん、それ以外のタイミングが適していないというわけではありません。
仲介業者の繁忙期を避けると、じっくり物件を吟味でき、値段交渉しやすくなるというメリットがあります。
つまり急いで買い替えたい方は売買が活発なタイミングを狙うべきですが、好条件の物件をじっくり選びたい方はそれ以外のときを選ぶことをおすすめします。
不動産買い替えのタイミング!順序について解説
不動産を買い替えるということは、売却の段取りと購入の手続きを両方しなくてはいけません。
引っ越しする日が決まっていたり、忙しかったりする方は同時進行したくなりますよね。
しかし売却と購入のタイミングが合うとは限らず、打ち合わせも多くなるため現実的にはかなり大変です。
では、売却と購入のどちらを先行すればよいのでしょうか。
まず、売却を先に進めることを「売り先行」、購入を先に進めることを「買い先行」と呼びます。
それぞれ長所と短所があるため、あなたのライフプランによってどちらが適しているか選びましょう。
売り先行のメリットは、次の購入資金の目処が立ちやすく安心できる点にあります。
すべてを自己資金でまかなえる場合を除いては、売り先行にすると資金計画が立ちやすく、購入物件を選びやすいです。
しかし、購入する物件が決まる前に売れてしまうと仮住まいを探さなくてはいけなくなり、余計な家賃や諸経費がかかります。
買い先行のメリットは、購入物件をじっくり吟味する時間や値段交渉する時間的余裕が生まれる点です。
しかし、先に購入が決まってしまい自己資金がない場合は、二重でローンを返済しなくてはならなくなります。
最悪の場合ローン審査が通らず、購入自体ができない場合も出てくるので注意しましょう。