窓の断熱性能は、エアコンの効きやすさや防音性にも関わる重要なポイントです。
おもな素材の種類はアルミサッシ・樹脂サッシ・複層ガラスで、用いられている素材によって特徴が異なります。
そこで今回は、窓の断熱性能を素材ごとに比較して解説します。
これから注文住宅を建てたいとお考えの方、リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
窓の断熱性能を比較して解説!アルミサッシとは
アルミサッシがほかの素材と比較して優れているのは、耐久性とコストの安さです。
ただ、アルミという素材の性質上、熱伝導率が高く、断熱性能が低いデメリットがあり、けっして省エネ性は高いとは言い切れません。
断熱性能が低いと結露が生じやすく、放置しているとカビの原因にもなりかねないため、普段から給水テープなどで対策をするのが大切です。
なお、日本の住宅に用いられている窓は8割以上がアルミサッシと言われています。
窓の断熱性能を比較して解説!樹脂サッシとは
樹脂サッシは、おもに塩化ビニール樹脂でつくられている窓サッシです。
フライパンや鍋の取っ手にも使用されている素材で、アルミサッシと比較して熱伝導率が1,000分の1と非常に低い特徴があります。
断熱性能が高く省エネ性もあるだけでなく、防音性や気密性にも優れていることから人気を集めている素材です。
また、樹脂サッシは加工・着色がしやすいので、開閉タイプやデザインが豊富です。
しかし、紫外線に弱く、変色や硬化、変形などによる劣化が生じやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせないでしょう。
窓の断熱性能を比較して解説!複層ガラスとは
複層ガラスの性能は年々向上しており、ガラスを2枚使用するペアガラスだけでなく、3枚のガラスでつくったトリプルガラスも登場しています。
複層ガラスの最大のメリットは、断熱性です。
ガラス同士の間に封入されているアルゴンガスもしくはクリプトンガスは、空気よりも熱を通しにくく、高い断熱効果を発揮します。
断熱性能が高く、冷暖房費用を抑えられるため、省エネ性にも優れています。
エアコンの効きも良く冷暖房費用を抑えられるので、電気代の節約にもつながるでしょう。
ただ、高性能であるため、価格が高いデメリットもあります。
まとめ
以上、窓の断熱性能を素材ごとに比較して解説しました。
アルミサッシ・樹脂サッシ・複層ガラスどれを選ぶかによって断熱性能やコストに大きな違いが出ます。
ぜひ窓の断熱性能に注目し、お住まいの家にピッタリな窓の素材を選んでみてください。
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