住み替えの成功を左右する大切な要素のひとつに資金計画があります。
理想の住み替え先が見つかったのに、「資金が足りない」といった事態にならないよう、しっかり資金計画を立てましょう。
この記事では、住み替えで資金計画を立てる際のお金のポイント・注意点についてご紹介します。
住み替えで資金計画を立てるときに確認すべきお金
住み替えする際には新しい家の購入資金のほか、現在の家の売却にかかる諸費用が必要です。
住み替えの資金計画において重要なお金は、以下のとおりです。
●住宅ローン返済にかかる金額
●想定される不動産の売却価格
●住み替えに使える自己資金
●新居購入にかかる諸費用
現在の不動産の売却価格が住宅ローン残債・新居購入時の頭金・売却と購入時の諸費用の総額より多ければ、持ち出しなしで住み替えできる計算となります。
住み替えにおける資金計画のポイント
住み替えの資金計画を立てる際、確認すべきポイントは次の3つになります。
住宅ローンの返済額は「今」ではなく「将来」を基準に考えましょう。
「今の年収」を基準に考えてしまいがちな住宅ローンの借入額ですが、年齢が上がると年収も高くなるとは限りません。
住宅ローンの返済額は、「将来」を基準に考えることが大切です。
購入資金は上限で借りなようにしてください。
住宅ローンは完済時の年齢が80歳未満であれば、最長50年の借入期間で契約できます。
しかしながら、65歳で完済可能な借入期間、借入額は年収の25%程度の年間返済額になるよう想定することが大切です。
また、想定外の事態に備えるためのお金を残しておくことも大切です。
会社倒産やリストラ、家族の入院など不測の事態に備え、予備資金「生活予備費」を残しておきましょう。
生活予備費の目安は、生活費の3~6か月分になります。
住み替えパターンで異なる資金計画の注意点
住み替えには「購入先行型」と「売却先行型」があり、資金計画の注意点がそれぞれで異なります。
買い先行型
買い先行型とは先に住み替え先の不動産を購入する方法です。
期日に迫られることなく新しい家を選べ、仮住まいが不要になるメリットがあります。
注意点としては、現在住んでいる家のローンを払いながら新しい家のローン融資を受ける「ダブルローン」になる恐れがあることが挙げられます。
想定外に売却価格が低かったり売却成立に時間がかかったりすると家計を圧迫するため、貯蓄や収入が多く資金的に余裕がある方に比較的おすすめの方法です。
売り先行型
売り先行型とは先に現在の不動産の売却を進める方法です。
売却金額決定後に住み替え先を探せるため、資金計画が立てやすいメリットがあります。
しかし、現在の家の引き渡しまでに住み替え先が決まらない場合、仮住まい費用が発生し、2回の引っ越しが必要になるので出費がかさみます。
住宅ローンを現在の返済額程度に収めたい方におすすめな方法です。
まとめ
住み替えをする際には、不動産売却価格や住み替え用の自己資金などの収支を確認しておきましょう。
住み替えの方法には買い先行型と売り先行型があり、注意点が異なります。
新しい生活で困らないよう、事前に余裕をもった資金計画を立てることが大切です。
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