不動産購入で利用する方が多い住宅ローン。
曖昧な点がないように、事前にしっかりと確認しておくことが大切ですよね。
今回は、知っておきたい住宅ローンの仕組みだけではなく、支払利息や賢く返済する方法などについても、いろいろと見ていきたいと思います。
支払利息とは?不動産購入で重要な住宅ローンの仕組みを知ろう
資金計画は、マイホームなどの不動産購入をする際に何よりも重要になるもの。
とくに、長い時間をかけて返済していくことになる住宅ローンにおいては、基本となる元金と利息の返済方法から繰り上げ返済にかかる支払利息まで、事前にしっかりと確認をしておくことが大切です。
自分に合った住宅ローンを選ぶためにも知っておきたいのが、住宅ローンの仕組み。
住宅ローンは、不動産購入費用や家の改築費用などのために金融機関からお金を借り入れることを指し、お金を借り入れる金融機関や購入予定の不動産によっても借り入れの条件が異なります。
金融機関から借り入れたお金は、定められた利息分を上乗せして返済していくこととなり、契約時の借入金額・返済期間・金利などの違いが、月々の返済計画に影響することとなります。
不動産購入における住宅ローンの支払利息の減らし方
住宅ローンにもいろいろな種類のものがありますが、自分に合った住宅ローンを選ぶ際の判断材料となるのが、金利の設定方法です。
おもに、住宅ローンには下記の3つの種類があります。
●借入期間中の金利がずっと一緒の「完全固定金利型」
●金利が半年ごと、返済額が5年ごとに見直される「変動金利型」
●一定の期間金利が固定され、その後、金利を再設定し総返済額を再計算する「固定期間選択型」
一般的に金利が低ければ低いほど利息は少なくなり、その分、総返済額も少なくなります。
支払利息をできるだけ減らしたい場合は、低金利の住宅ローンを選ぶ、頭金を多めに入れる、ボーナス払いを利用して返済期間を短くする、繰り上げ返済をするなどもおすすめの方法です。
いずれも金利だけにフォーカスしておくのではなく、当初の借入金額や返済期間などもしっかりと考慮して、住宅ローンを選ぶようにしましょう。
また、繰り上げ返済をする際に、支払利息や手数料がかかる場合もあります。
繰り上げ返済をしていくことを検討している場合は、その点にも注意して金融機関と住宅ローンを選びましょう。