小さな土地に建てるいわゆる「狭小住宅」と呼ばれる家は、特に土地の貴重な都心部を中心に需要が増しています。
しかしこれから狭小住宅を建てることを検討している人にとって、狭小住宅と言われる家は恥ずかしいのではないか、小さくても後悔しない家づくりの方法があるのか、など不安もあると思います。
そこで今回は、狭小住宅にまつわるそれらの不安の原因と対処法、魅力的なメリットなどについてお伝えしたいと思います。
需要はあるのに狭小住宅を「恥ずかしい」と思う原因と正しい対処法
狭小住宅だと恥ずかしいかも?と不安に思う原因とは一体何でしょうか?
これはずばり、「周囲の目」を気にする気持ちからきています。
●親やお友達を呼んだときに家が小さいと驚かれないだろうか?
●狭い家しか建てられないなんてかわいそうと思われないだろうか?
●子どもが将来からかわれないだろうか?
こんな不安がよぎっているからだと思います。
そんなときの対処法は、「自分の本心」を見つけることです。
自分は狭小住宅を建てた人に対してそのように思うのかどうか、自分に問いかけてみてください。
きっと、そうは思わないのではないでしょうか。
狭小住宅だからこそ得られたメリットもあるはずです。
自分が腑に落ちるまで、恥ずかしいと思う理由と自分の本心に向き合ってみましょう。
需要のある狭小住宅とは?後悔しない家づくりの方法
狭小住宅を建てたあとに後悔しない家づくりの方法として、いくつか工夫するポイントがあります。
圧迫感を無くすために空間を開放的に見せる
スキップフロアやスケルトン階段を取り入れれば空間に抜けができて圧迫感をなくすことができます
日当たり・風通しをよくする
吹き抜けやトップライトを取り入れると狭くても明るく風もよく通ります。
プライバシーを確保する
外からの視線が気にならないようプライバシーを確保するには、高い位置の横長の窓であるハイサイドライトや縦長窓を取り入れたり、防音窓で外に音漏れがないように工夫したりするといいでしょう。
狭小住宅は需要がある!固定資産税が安い点に注目
昨今、狭小住宅の人気がある理由は、やっぱりいろいろなメリットがあるからです。
たとえば都心部などは土地自体も少なく、狭小住宅の需要が多くありますが、小さめの土地には建築上の制約も多く土地の単価が相場より低い傾向にあるため、立地のいい都心部でも戸建てを購入しやすいというメリットもあります。
そして意外と見落としがちなのが、「固定資産税」の安さです。
固定資産税は面積に応じて金額が決まるため、狭小住宅では必然的に安くなります。
特にスキップフロアや中二階を取り入れている場合、それらは面積に含まれないため、体感の広さと比べて固定資産税が安くなります。
まとめ
狭小住宅は恥ずかしいのか、後悔しない家づくりの方法はあるのか、といった不安について、対処法やメリットをご紹介しました。
狭小住宅の需要は年々増しているように思います。
需要があるということは、やっぱりそれだけ魅力を感じている人が多いということになります。
立地、広さ、デザインなど自分たちの生活スタイルに合うものは何か、そして何を優先して考えるかを明確にし、後悔しない家づくりを楽しめるといいですね。
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